1・2年次の学習が留年を決める
大学に入学したら「おおいに遊べる」と油断すると,単位がとれません.不合格となった科目の時間枠でその科目を次年度再受講すると,次年度の科目(必修科目と重なると大変!)を履修できなくなることがよくあります.すると,表2-2に示す卒論着手要件,卒業要件を満たせず3年次の終わりに留年が決定します.従来の留年生のデータから,特に1年次・2年次に必要な単位を取得できていない学生の留年確率が異常に高いことがわかっています.
教養教育・副専攻科目の中で希望する科目を履修できなくて学習意欲をそがれることがあるかもしれませんが,それを克服してほしいと思います.
1・2年次の間に出てくる専門科目は,必修科目はいうまでもなく選択科目も機械工学を学ぶ上で基礎となる専門基礎科目が用意されています.したがって,この間に開講されている科目はすべて履修しておくことが望まれます.
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