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特色ある取組〜国際交流による教育研究活性化〜
国際交流による院生の教育・研究意識の啓発
(交流協定校との国際共同セミナーの継続的・発展的開催)
 (6) 今後の実施計画
@本取組の今後の実施計画
 前述の通り,2005年の第5回セミナーより,福井大学,釜慶大学校,上海理工大学の3大学の学術国際共同セミナーとなり,2013年は第13回を福井大学で開催した.院生は,これまでと同様に,本学開催の場合は全員が研究発表を行い,相手校開催の場合は予算と開催校の事情の許す限り多数の院生を教員10名が帯同し,口頭またはポスター発表する.
 これまでは本学機械工学専攻単独の取組であったが,将来的には工学研究科全体の取組へと発展させることを検討している.そのため,徐々に他専攻の教員および院生の参加者を増やしていく予定である.さらに他の福井大学との学術交流協定校に本セミナー参加を打診し,より多くの国が参加する国際共同セミナーと発展させることを検討していく.

A本取組の課題と改善計画
 (2)取組の実施プロセスのBで述べたように,今後の課題も実施のための予算確保と実施担当負担と考えられる.これらの課題に対しては,本取組を機械工学専攻単独のものから工学研究科全体(さらには福井大学の全学的取組)へと順に発展させていき,その教育的効果が顕著であることが認められれば,工学研究科(あるいは大学)で予算化されることにより,予算確保と実施担当負担の課題が一部解決できるものと期待できる.また,本取組を今後も着実に継続することで,その教育的効果を高く評価する企業等からの資金的サポートを得ることも期待できる.
 本取組は,平成17年度実施された福井大学工学部外部評価において,外部評価委員から極めて高い評価を得た.今後も,定期的に外部識者による評価を受けるとともに,本取組のホームページを開設し広く社会に公表するとともに,国内外の工学教育に関する学会にて取組を紹介し,評価やアドバイスを受ける予定である.


  • 釜慶大学校と上海理工大学以外の学術交流協定校に,本セミナー参加を打診し,より多くの国が参加する国際共同セミナーと発展させることを検討
  • 本取組を工学研究科全体の取組に発展
  • 予算が確保されれば,本取組の実施をサポートする事務補佐員を採用
  • 国内外の工学教育に関する学会にて,本取組を公表


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