福井大学大学院工学研究科機械工学専攻 鞍谷文保研究室 振動・音響工学

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福井大学大学院工学
研究科機械工学専攻

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学内専用

研究内容

科学研究費など外部資金

  1. スポット溶接構造の減衰発生メカニズムの解明と周波数領域モデリング
    (平成24・25・26年度科学研究費補助金基盤研究(C),研究代表者:鞍谷文保)
  2. 振動解析に適したスポット溶接部のモデル化とばらつきを考慮した溶接位置の最適化
    (平成21・22・23年度科学研究費補助金基盤研究(C),研究代表者:鞍谷文保)
  3. 構造変更シミュレーションのための振動モードと剰余剛性の拡張に関する研究
    (平成15・16年度科学研究費補助金基盤研究(C),研究代表者:鞍谷文保)
  4. 新しい理論によるトランサム船尾形状設計法に関する研究
    (平成14・15年度科学研究費補助金基盤研究(C),研究代表者:山野惟夫)
  5. 局所的な圧延を利用した薄板構造物の振動特性の最適化に関する研究
    (平成11・12年度科学研究費補助金基盤研究(C),研究代表者:鞍谷文保)
  6. 船尾波崩れによる抵抗の尺度影響に関する研究
    (平成11・12年度科学研究費補助金基盤研究(C),研究代表者:山野惟夫)
  7. 非接触式振動計の研究
    (平成22・23年度日本原子力発電㈱(指定研究),研究代表者:鞍谷文保)

研究概要

振動解析

  1. 振動解析に適した接合部のモデリング
    機械構造の接合にはボルト締結,リベット接合,スポット溶接など種々の接合法が用いられており,結合部の振動特性が構造全体の振動特性に大きな影響を及ぼすことが知られている.本研究では,振動解析に適した接合部の有限要素モデリング技術を検討する.
  2. 接合平板の摩擦減衰特性の推定
    薄板鋼板を接合すると接合接触部にすべり摩擦に起因するエネルギー散逸が生じる.本研究では,ボルト接合により構造物の減衰が大きくなる現象に注目し,有限要素解析を用いてその発生メカニズムを解明する.
  3. スポット溶接位置が振動特性に及ぼす影響
    スポット溶接は薄板の接合法として自動車産業など幅広い工業分野で使用されている.本研究では,スポット溶接位置のばらつきが構造物の振動特性に及ぼす影響を調べ,溶接位置の重要度を明らかにする.
  4. 超音波プラスチック溶接の溶接メカニズムの解明
    超音波溶接は樹脂成形品の接合に広く用いられている.本研究では,有限要素解析を用いて樹脂成形品の振動特性(固有振動数と振動モード)と溶着性能の関係を調べ,適切な溶着条件を明らかにする.

振動・音響解析

  • シンバルの振動・音響シミュレーション
    シンバルの製造工程は複雑で製造工程を経るごとに音響特性が変化する.本研究では,有限要素解析で製造工程とシンバル振動特性の関係,放射音解析で振動特性とシンバル音の関係を解明する.

実験解析と有限要素解析のリンク技術

  • モード拡張法を用いた未測定実験データの推定
    測定困難な部位の並進変位振動データや回転変位振動データを,測定困難な部位の周囲で測定された実験振動データと部分モデルの有限要素解析振動データから推定する方法を開発する.

マルチボディダイナミクス

  • 油圧ショベルの掘削作業の評価と効率化
    油圧ショベルによる掘削の生産性を評価するために個別要素法を用いたシミュレーションモデルを開発し,それに基づく掘削評価シミュレーションを行い,掘削作業の生産性向上のための自動掘削制御手法を開発する.

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