本研究室は,様々な『伝熱現象』を対象に,伝熱現象の解明や伝熱特性の制御に関する研究しています.例えば,地中熱や太陽熱といった自然エネルギーを利用した融雪・空調技術の開発や,新型ヒートパイプBACHの性能向上と実証へ向けた開発です.右図は,高温面に水が部分的に接触した時の瞬間写真です.このように高温面で固液接触部が発生する臨界条件を見出す基礎的研究も行っていますが,製鋼冷却プロセスの高度化等につながると期待しています. 研究テーマの多くは企業等との共同研究や国からの研究助成課題です.大学院生と卒論生 あわせて10数名が,実験や数値解析を行い,喜びや苦しみをわかちあいながら研究生活を送っています.
当研究グループの研究は、熱伝導・対流熱伝達・熱放射・相変化(主に沸騰)を伴う熱伝達といった各種伝熱現象を基礎として、それらを応用する熱システムの実現が主な目標。各テーマに取り組む学生は、実験と解析(一部、数値計算)により研究・開発を行う。多くのテーマが企業等学外機関との共同研究に関係しており、大学での研究と社会とのつながりも強く意識する。
伝熱、熱力学、沸騰、混相流、ヒートパイプ、地中熱、鉄鋼制御冷却
特に、固定された就職先はありません。製造業を中心に、幅広い業種・地域・規模の企業に就職しています。
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名前 | 伝熱研究室(永井) |
学部学科/ 研究科専攻 | 工学部 機械・システム工学科 機械工学コース/ 大学院工学研究科 安全社会基盤工学専攻 機械設計工学コース |
専門分野 | 熱流体システム 伝熱工学 |
教授名 | 永井 二郎 |
場所 | 福井大学 工学系2号館 |
〒910-8507
福井市文京3-9-1
TEL 0776-27-8537
FAX 0776-27-8748