3.3 自分を知る
大学生活を振り返り,整理できれば,「自分」が見えてきます.自分自身を,以下の点に留意して書いてみましょう.(「自分自身のまとめ」,「自分の特徴」を書いてみましょう)
@性格の長所
自分の欠点を知ることも大切ですが,プラス指向で考えてください.「積極的」,「バイタリティ」,「独創性」,「協調性」などのキーワードを具体的実例で裏付けて説得力のある内容にするよう考えてみてください.先入観で決めつけずに,自らの「可能性」を発見することがポイントです.「灯台下暗し」の喩えのように,自分自身のことは案外自分では気づいていないことが多いものです.両親や兄弟・友人など多くの人と語りあうことを勧めます.また,卒業研究や助言教員と進路について相談し,アドバイスをもらうことも大事なことです.
A興味や関心は
就職活動では社会的適応力が問われます.常に問題意識をもって,自ら社会に働きかける姿勢が,「やる気」,「意欲」として非常に重要視されます.興味や関心のあることを,実社会に出てさらに伸ばすことも可能ですし,職業適正の参考にもなるでしょう.一夜漬けではなく日常的な努力の積み重ねが,自分を語るとき大きな要素になります.