主催:日本機械学会北陸信越支部
開催日 2000年6月30日(金) 13:00-17:00
7月 1日(土) 10:00-12:00
第8回日本海トライボロジー研究会を下記の通り開催致します。
今回は,東海トライボロジー研究会とのジョイント研究会として開催します。
特別に,東海トライボロジー研究会の会長である中村 隆先生(名古屋工業
大学)にお出で頂き,東海地区の研究会の活動状況や産学の連携の様子に
ついてお話をして頂く予定です。 また,当研究会では,毎年著名なトライボロ
ジストをお招きしております。今回は,自動車のトライボロジーに長年携わっ
てこられた水谷嘉之先生(豊田中央研究所)を予定しております。先生には,
実際的な研究成果を交え,トライボ表面創製に関する斬新な理論体系で,ト
ライボロジー現象を分かり易く解説して頂きます。皆様の今後の研究開発に
役立つと思います。是非この機会をトライボロジーに関する人的ネットワーク
作りにご利用下さい。
さて,昨年度より企業の技術者・研究者にも本研究会にご参加頂いており
ます。私共大学の研究者と交流することで,企業が抱えているトライボロジー
に係わる問題を解決する糸口になることを望んでおります。昨年度は,個別
に問題を話し合う時間が十分に取れませんでした。そこで,本年度は個別に
問題点をご相談されたい方のために,問題点について事前にアンケートを取
ることに致しました。これをもとに,個別相談の時間にお話をさせて頂こうと考
えています。是非ご応募下さいますようお願い申し上げます。
記
第1日目 2000年6月30日(金)13:00-17:00
会場 (株)リケン 〒945・8555新潟県柏崎市北斗町1番37号 電話(0257)23-9854
FAX(0257)21-3066
(1)工場見学 (株)リケンエ場 13:00-14:00
休 憩 (10分)
(2)講演会
日本海トライボロジー研究会の活動について 新田 勇(新潟大学) 14:10-14:20
東海トライボロジー研究会の活動について 中村 隆(名古屋工業大学) 14:20-14:50
転がり軸受の振動騒音に関する最近の動向 太田浩之(長岡技術科学大学) 14:50-15:10
休憩 (10分)
トライボ表面創製の考え方と実際 水谷嘉之(豊田中央研究所) 15:20-16:20
(3)個別相談 16:20-17:00
懇親会 柏崎海洋センター 雷音(ライオン) 18:00-20:00
宿 泊 柏崎海洋センター 雷音 〒945-0067新潟県柏崎市西港町12-11
電話(0257)22-5740 FAX(0257)22-5969
第2日目 2000年7月 1日(土)10:00-12:00
会場柏崎海洋センター雷音
(1)講演会
環境を重視した油膜付き水滴加工液の研究 中村 隆(名古屋工業大学) 9:00-10:00
ジョージアエ科大学滞在報告 金子 覚(長岡技術科学大学) 10:00-11:00
その他 11:00-11:30
**会員外参加費:3,000円,懇親会費:5,000円,宿泊費:7,000円(当日会場にて受け付けます)
2000年4月21日(金) 日刊工業新聞で本研究会の案内が掲載された。
2000年4月25日(火) 新潟日報で本研究会の案内が掲載された。
東海トライボロジー研究会の影の会長 中村隆教授
本年度は両研究会の始めてのジョイント研究会ということで、東海トライボロ
ジー研究会の開催の様子を講演していただきました。
日本海トライボロジー研究会の若手のホープ 長岡技科大の太田浩之先生。
オールセラミックスベアリングの振動騒音についての最新の研究成果を講演
していただきました。
「トライボ表面創製の考え方と実際」という題で、今までのご経験から表面機能のまとめ方を教えていただきました。
水谷嘉之(豊田中央研究所)先生には講演の最後で以下に示す、Human Lubricationの大事さも教えていただき、
夕方の懇親会では早速実践しました。
これが、トライボロジーの奥義である。
当日は、潟潟Pンさんの立派な会議場を提供して頂きました。また、かなりたくさんの方に参加して頂くことが出来ました。
潟潟Pンの藤田開発部長より鋭い質問がなされたところです。
懇親会を行った雷音の宴会場から眺められる日本海です。写真では分かりませんが、ちょうど
夕日が落ちるところで、まさに日本海トライボロジー研究会にふさわしい風景でした。
本日の料理は、海の幸「海鮮料理バーベキュー」と生ビール飲み放題です。
我々、日本海トライボロジー研究会のメンバーが炭火焼のおもてなしをしました。
万国共通の宴会です。説明できません。とても楽しかったです。
潤滑が効き過ぎているようです。
日本海トライボロジー研究会の重鎮 中川先生です。
中村先生の三々七拍子で一次会を終えました。
2次会は、座敷に場所を移して、新潟の秘密の瓶を覗きました。
瓶を覗き過ぎた先生が続出して、翌日は二日酔いの先生が多かったようです。
中村隆先生の講演 「環境を重視した油膜付き水滴加工液の研究」
すでに実用化されているとのことですが、今後益々の実用化が期待される
研究成果でした。
金子覚先生の 「ジョージアエ科大学滞在報告」 日米の大学の違いから、共同研究のあり方までお話いただき、
今後独立行政法人化を迎える国立大学にとっては大変参考になるお話でした。