■HOME / 学生のためのページ / 就職活動 / 1. 就職について

就職活動
 1. 就職について
 大学へ入学したばかりのみなさんには,「就職」なんてまだ遠い先のテ−マにしか考えられないでしょう.3年生後半になってようやく卒業研究やサークルの仲間を通じ,職業というものが次第に身近に迫ってくるのを感じとり,自分の将来の方向を描き始めるのが現実のようです.
しかし,「就職は3年生後半になってから考えればよい」というわけにはいきません.ただ漠然とその時期を迎えてからでは遅いということを肝に銘じてください.
 職に就くということは,大学を含む十数年間を通して学習した成果と体験を踏まえて、就職先のそれぞれの分野で様々な困難と試練に耐え自らも成長し,社会の発展に寄与するということです.いつの時代でも新しさを求め,絶えず新たな価値を創造し続けていくことが大切です.変化に即応できるフレキシブルな思考が求められるとともに,何をもって社会に貢献できるかをどれだけ深く考えているかが大切なポイントになります.大学生にふさわしい専門的力量に裏打ちされた知性と良識が,4年後社会に進出し成功する道に直結することを肝に銘じてください.そのための生活の指針を以下に6つ挙げます.

@ 正課授業,卒業研究を充実させよう
 専門的学力と幅広い教養を身につけるため,正課授業,卒業研究や各種学会で行われている学術講演会等の参加に意欲的に取り組みましょう.同時に,取り組みを通して,社会常識,確固たる仕事観・職業観を磨くことも大切です.海外セミナーや海外留学にも是非チャレンジしてください.成績で「優」の数が多いだけでは不十分であることを認識してください.

A 外国語に親しもう
 外国語の重要性が高まっています.英語だけでなく,第2,第3外国語にもチャレンジしてください.日本経済の急速なグローバル化にともない,外国語は入社試験時のみならず,入社後活躍するためにもその重要性は増しています.英語検定や,TOEIC,TOEFLに挑戦するなど,自分の実力を系統的に高めましょう.

B 課外活動やインターンシップに積極的に参加しよう
 サークル活動等に参加し,仲間づくり,組織活動への理解と認識を深めると同時に,大学4年間の活動で自信となるものをつくりましょう.4年間をただ何となく過ごしたというような無駄な学生生活を送らないことが大切です.何か一つでも好きになり,情熱をかけたと言えるものを持ってください(もったいない青春にしないようにしてください).
 夏期休暇中などに実施されるインターンシップ(学生時代に実際に仕事体験が出来る)に積極的に参加して,自分自身の仕事観・職業観の確立に役立たせましょう.
 アルバイトを通しても様々な社会経験が得られます.ただし,大学で学問を学ぶという学生の本業を忘れないでください.

C 文章を書く訓練を積もう
 大学の授業ではノートをとることは必須です.要点をまとめたり,考えを表現したりできるよう,文章作成能力を高めることに意識して取り組んでください.将来どのような分野に進んでも明快で論理的な文章作成能力は重視されます.

D 世界の出来事に関心を持とう
 新聞を丹念に読む習慣をつけましょう.常識・時事問題は総合的な知識を高めるためにも欠かせない要素となっています.地方紙だけを情報源にすることは避けてください.地域を重視する生き方を選ぶ場合でも,地域をグローバルな視点からとらえることが重要です.

E 本を読みましょう
 自分では体験できないことや未知なものに触れることができます.多くの本を読むと心の豊かな人間になります.
 単に情報を得るだけでも,Webよりも本の方が良質で系統的で広い情報に裏打ちされた情報を与えてくれるのが一般的です.Webで本を探し,その本を買って情報を得るのが最も効果的な情報収集の方法です.


▲ページトップへ▲